自己評価

今日は受験生と戯れる日でした。


ある生徒が受付でなにやら書類を書いてたんでそれをちらっと見てみたら、志望校調査票なるものでした。
まぁ塾側から配られたもので、いろいろ調べながら記入してたみたいです。
その彼はそれなりにできる生徒(理系)で、夏の河合マークでは
英語80%、数学85%、国語60%、物理80%、化学90%
くらいとってて(社会科目は忘れました)、十分東大目指してもいいなと僕は思うんです。
もちろん東大に十中八九受かるとか、そんなレベルではありませんが(マークだし)、でも正直ここから十分に伸びると思うんですよ、現役生は。
そんな彼は筑波大志望。
たぶん、、普段の勉強からいっても筑波大あたりなら受かるだろう実力はある。


彼に
「え、東大受けるんじゃないの?」
とかかましてみても
「そんな受かるわけないじゃないですか」
と返される。


僕はそんな彼は筑波大さえも危ないのではないかと思う。


自分の力をなぜそう簡単に見限ってしまうのか。


自分で限界を決めてしまえば、伸びしろは狭まる。


それに


受験というものを実際に経験して、また周りを見たときに「第一志望」に受かることがどれだけ難しいことかを痛感した。
大阪大や東北大などの旧帝大に行った友達とか
自分も含めて早慶上智、MARCHに行ってる人とか
第一志望でそこに行ってる人なんて数少ないと思う。


だから自分の限界を勝手に決めつけて第一志望を下げてるようでは成長はそこで止まってしまうし、自分の実力だって頑張ってもそこどまり。
もともと自分より能力の低かった人たちとも並んでしまうことだって十分にあるわけで。


だから少しでも目標は高く設定して、伸びしろを大きくすることが重要だと思う。
たとえ何度E判定をもらおうとも、東大を目指すことはいいことだと思う。


身分をわきまえるというのは、むしろそうゆうことだと思う。
模試の判定などと言うのは単なる一材料でしかないわけで、自分が東大を目指せる人間かどうか、というのは自分で判断できるはずである。
自分では気づかなかったとしても、周り(といっても受験関係者、信頼できる先生など)に言われたならば、それはかなり参考になる意見だろう。


材料はたくさんあると思う。
その材料をもとに、自分の現在の力、伸びしろなどを、過大でもなく過小でもなく、適正に判断することが重要だろう。


これは受験だけでなく人生すべてにおいて言えると思う。
そう思うから僕は公認会計士を目指す。
そしてやるからには上位を。
自分はやればできる子だと思うから。←