受験勉強について

いよいよ受験生も勝負の夏を迎えて本気になってきたというか、本気度が増してきたようで、最近よくバイト先の塾で勉強方法についてとか質問されます。その中でも多いのが、勉強方法とはちょっと違うんですが、「勉強は質ですか?量ですか?」というもの。
大体最初に「両方じゃボケェッ!」とあしらうんですが、それじゃあまりにかわいそうなのでその後は真面目に答えるんですけどね。
僕としては強いて言うならやっぱり質ですかね。冗長な勉強は意味がないと思っていますし。自分の今の勉強方法としても、基本的に飽きたらやめるっていう感じでやってます。飽きてしまったことは全然頭入ってこないですから。よく会計士受験生は1日10時間以上勉強するのは当たり前みたいなこととかも耳にしましたが、そんなの無理ですよ。まぁ調子のいい日は10時間くらいならできますけど、例えば予備校に12時間いたって正味の勉強時間にしたら10時間いけばいい方なんじゃないですかね。実際勉強量としてそこまで莫大な量必要ないと思うんですよね。
まぁまだ合格したわけじゃないですからこれで十分とは言えないですけど、受験勉強自体に飽きちゃったら終わりですから。毎日腹八分目でいいと思いますよ、僕は。調子のいいときだけいつもより多めに頑張ればいいんじゃないですかね。
だからといってもちろん一日1時間しかやらないとかになってしまったらそれはもう流石に無理だろう、という意味で量も大事ですけどね。その最低ラインさえクリアすれば冗長に勉強する必要はないと思います。その最低ラインがどれくらいか、っていうのは非常に難しい問題ですが、基本的には腹八分目の精神がちょうどいいんじゃないですかね。それがうまくいってるかどうかを試すために模試とかがあるんだと思いますし。そこで足りてなければ仕方がない、もうちょっと胃拡張するか、っていう話にはなっていまいますよね。
あと僕が大学受験時代から気をつけていたのは、遊びたいときは遊ぶっていうことですね。これは長期的腹八分目ともいうべきでしょうかね。もちろんケースバイケースですけど、基本的に週に1日くらいはダラダラしたっていいと思いますし、それがちょっと不安でも少なくとも月に1回くらいは自分の好きなことに時間費やしたっていいんじゃないですか。その方がむしろ勉強にメリハリついて効率も良くなる気はします。
要するに、大切なのは頑張りすぎないことですよね。これは勉強に限ったことじゃなく。
ただ、最後に声を大にして言いたいのは、世の高校生(受験生)の大半*1は頑張りすぎるとかどうこうとかを気にする以前のレベルです。もうちょっと頑張れって言いたくなる生徒ばかりです。要領の善し悪しはあるにしても、英単語だとか数学の公式だとか、そんなものはやったかやらないかの問題であって、わかるとかわからないっていう問題じゃないわけで。
最近は英単語の重要性がなかなか伝わらないのが悩みです。英語の能力に長けているわけではないならなおさら単語の重要性に気づいて欲しいものです。単語がわからなくても読めるなんて嘘です。言語ですもん。

*1:まぁもちろん僕が知っている範囲でですけどおそらく一般的にもいえるはず