選挙に行こう!

さて今週末はいよいよ選挙ですね。みなさんはもう誰に投票するかとか決めてますか?
僕はまだ選挙権がないので残念ながら今回の選挙は行けません。行きたくても行けないのです。選挙権のある方、うだうだ行ってないでとりあえず投票所へ出向きましょう。日本人なんですから。
僕は19歳です。今年成人します。この12月、やっと二十歳になります。そんな僕は定額給付金は1万2000円しかもらえないわ選挙に行けないわで残念な人なんです。もう少し誕生日が遅ければ定額給付金2万円もらえたのに。もう少し誕生日が早ければ選挙に行けたのに。
みなさん、選挙には必ず行きましょう。絶対に行きましょう。これは権利であり義務でもあります。
自分たちが何の努力もなしに、ただ年を重ねるだけで政治に参加できるようになるまでに、どれほどの尊い命が失われていったのか。少なくとも義務教育さえ終えていれば学んだはずです。
僕が高校の時大好きだった世界史の先生はこのように話しました。「自分が共感できる候補者、政党がないときだってもちろんある。どこにも票を入れたくないときだってある。しかしそれは投票しない理由にはならない。そんなときには白紙で投票するべきだ」
実際白紙で投票することがこのような場合でも正しい判断なのかは意見の分かれるところかも知れません。しかし、議論の本質はそんなところではありません。
民主主義ですから、自分の意見が必ずしも反映されるとは限らないし、自分の票がなくとも情勢次第では自分の望み通りの結果になる場合だってあります。しかしこれも投票しない理由にはなりません。
自分が有する「選挙権」、言い換えれば「参政権」というものの意義をもう一度考えてみてください。政治学とかそんな小難しいことは考える必要はありません。
自分が政治に参加している、日本国民の一人である、という強い意識をみんなが持つべきです。
日本という国ではその歩んできた歴史のせいか、どうも愛国心という言葉を口にすると白い目で見られがちですが、母国を愛して何が悪いんですか。マザコンは馬鹿にされがちだけど母親を想う気持ちが大切なのと似ていますね。
政治や経済について全然ちんぷんかんぷんです、みたいな人だって投票する権利は持っているんですよ。だったらまずは投票所に行きましょう。わからなかったら白紙でもいいじゃないですか。無効票でもなんでも自分の意思を示しましょう。「こんな選挙へったくれだ!」って思うならそういう意思表示をしましょう。選挙に参加しないなんてただの逃げです。
まずは一歩を踏み出しましょう。急に日経新聞読めなんて言わないですから。なんとなくでもインスピレーションで投票しても僕はいいと思うんですよ。確かにそれは危険なことなのかもしれないけど、国民不在の現状だってそれ以上に危険だと思いますし。
とにかく、自分が政治に参加するという第一歩を踏み出す勇気が今の日本人には大事だと思うんです。
みなさん、選挙に行きましょう。