センターまで約2ヶ月

さて、いよいよ大学入試センター試験まで2ヶ月をきりましたね。
今年は1月17、18日ですね。


今月の30日には河合塾のセンタープレもありますし、受験生は焦り等を実感する時期かと思います。
しかしまぁ2ヶ月だけと思ってしまえば2ヶ月だけだし、2ヶ月「も」と思えば2ヶ月もあるわけです。
2ヶ月は60日ですし、一日あたり8時間勉強すると計算すれば240時間勉強できるわけです。
この240時間をいかに有効に使えるかが勝負の分かれ目ですよね。


さて、では具体的にどのようにしていけばいいか、というのを簡単に書いてみようかと思います。


僕は受験勉強にしろなんにしろ、何かゴールがあるものに対しては「逆算」がもっとも有効だと信じています。
例えば数学の問題にしても、
問題文から何を求めればよいのか(ゴール)→それを求めるのに必要な要素は?(手段)→具体的数値としてあてはめ(スタート)
といった感じで問題を解くと思います。
それと同じように受験勉強もするべきでしょう。


したがって、当然まず最初にあるべきは「ゴール」たる「第一志望校」ですよね。
さすがにこの時期にはみんな決まっていることでしょう。
そして次には「現状把握」でしょう。
上の例では「逆算」を示すためにかなり簡略化しましたが、自分のいる位置を把握しなければ始まりません。
そしてそのために使えるのが模試というわけです。


模試では細かく自分のデータが分析できます。
もちろん点数、偏差値も重要ですが、それにもまして重要なのが各単元別の得点率でしょう。
自分はどの単元ができてどの単元ができないのか、をしっかりと数値として把握することが大事です。
例えば、まずは科目ごとの比較で、数学がもっともよくできていたとします。
そしたら「じゃぁ数学はOKだな」となるかといったらそうではなく、数学という科目を今度は単元別に分析します。
すると、もちろん今回よくできた科目ですから総じて得点率はよいのですが、よくみると、
微分積分はほぼ満点の解答でよくできているけど、確率の部分が平均ぎりぎりくらいしかとれていない。
とか、
数列は平均とれてないや
などと、全体としてよくできている科目であっても大体の人の場合はその中にも「粗」があるはずなんです。
もしその苦手な部分が「得意」とまではいかなくても普通にできていれば、科目としての点数はもっともっとあがるはずです。


では、科目としてできていない科目の場合はどうでしょうか。
その場合も基本的には同じで、単元別に「比較的」できているところ、できていないところを分析します。
そして、できていないところを改善。
しかしここでは、どうしようもなく苦手なところとかはもう思い切ってきっちゃって、比較的できるところをしっかりできるようにするなど、そこの対応は人それぞれかと思います。



とにかく、成績として足りない原因を細分化してピンポイントで改善していくことが重要だと思います。


そしてどのくらい改善すればいいかというところですが、ここも具体的数値として出しましょう。
第一志望大学には総合で何点必要か、そのためには各科目何点必要か、そしてその目標点数との現在の点数との差を考えます。
例えば英語170点は欲しいな、と思っているけど、現在130点くらいだとします。つまりあと40点ですね。
そして得点の仕方としては文法などは割としっかりとれているけど、読解問題で落としがちだとします。(こうゆう人は割と多いかと思います。)
そうすると、読解問題はセンターの場合大体6〜8点ですから、あと40点とるには5〜7問取ればいいわけです。


ほら、5問くらいならなんか頑張ればとれそうな気がしませんか?



こうすることで、具体的に自分が何をすればいいのかわかるとともに、モチベーション的にも結構あがるかと思います。
40点アップというとなかなか難しい感じがしますが、英語や国語の場合5問くらいでもう40点になりますからね。

だいぶ煩雑な文章でいまいちわかりにくいですね;;


要は受験生頑張れってことです。←





さて、関係ないっちゃないですけど、受験つながりで。
昨日公認会計士試験の合格発表でしたね。
合格した方、本当におめでとうございます。



でわ。