短答×センター

今回予備校のデータリサーチでは過去の実績などから判断してボーダー65%だかなんだかとかで、何があるかわからないので63%以上の人は論文に向けて頑張ってください、みたいな公表があったわけですが、結果としては70%がラインで、68,69%あたりの人はどちらかというと合格を確信していた中での不合格だったわけですよね。この状況、僕としては自分のセンター試験を思い出さざるを得ません。
僕はセンター試験で900点満点中722点しかとれませんでした。しくじったなぁ、と。とはいえセンターリサーチの結果は、第一志望の東京大学文科二類のボーダーは大手三社とも715点。どの予備校も最高ラインを読んでの発表だろうから、マークミスさえなければギリギリ通過かなぁ、なんて思っていたわけですが、ふたを開けてみると731点(くらい。正確には覚えてない)。見事に足切り。そうゆうわけで僕は第一志望の大学を受けることなく、今の大学にいます。
今回ギリギリのところで切られた人のやりきれない気持ちはすごくわかります。最初はホントに信じられないというか、自分でも結構きわどいラインにいることはわかっていたけど、それでもやっぱり希望的観測で自分が落ちるなんて思っていなかった。でも現実は違った。すぐには理解できない。
でもこの公認会計士試験(に限らず資格試験全般)が大学受験と決定的に違うのは、「滑り止め」というものがないということ。僕は大学受験では結果的に慶應に受かって今こうしてそこに通ってるわけですが、会計士試験は落ちたらそこで終わり。大学受験で言えば私立の出願なし、国立一本、みたいな。プレッシャーの大きさが違う。
幸いなことに僕らは短答式試験が一回増えたわけですが、最終的には逃げ道がない。
結局しくじろうがなんだろうが、結果的にボーダーギリギリの点数しか取れないようじゃその程度ってことで、まぁその後の試験だってどうせ受からないでしょう。正直センターの足切りに通っていたところで東大に入れたかっていったら甚だ疑問です。というか、今思えば全然力足りてなかったように思います。*1
やっぱりしっかり受かる人って言うのは、マークテストとかの一般的に比較的簡単なテストで圧倒的な強さを見せつけるんですよね。大学受験においては僕にはそんな力はなかったし、だから今度こそはあんな惨めな思いをしたくないから圧倒的な力をつけていかなければならない。
改めてそう思った日でした。

*1:こんな書き方だともしかしたら僕が東大に対して未練たらたらというかすごいコンプレックスを感じているように思われるかも知れませんが、決してそんなことはありません。この辺の僕の考え方はいずれ記事として書くかも知れません。まぁここで一言で言えば「鶏口牛後」みたいな。