短答式試験合格発表

すっかり忘れてましたけど(←)今日は公認会計士試験短答式試験の合格発表の日でした。もちろん僕は言うまでもなく落ちていたわけですが(というか番号の確認すらしていない)、結果はなかなか興味深いものだったので抜粋してみます。

1.試験結果の概要
(1) 願書提出者数(会計士補等を除く一般出願者ベース)

20,443人(対前年比707人(3.6%)増)

会計士補等(旧第2次試験合格者等の短答式試験みなし合格者)812人を加えた平成21年公認会計士試験の願書提出者総数は、21,255人

(2) 短答式試験受験者数

17,371人(対前年比1,154人(7.1%)増)

平成19年及び平成20年の短答式試験合格による短答式試験免除者2,956人を加えると20,327人

(3) 短答式試験合格者数

2,289人(対前年比1,226人(34.9%)減)、合格率13.2%

平成19年及び平成20年の短答式試験合格による短答式試験免除者2,956人を加えた場合の合格者数(短答式試験通過者数)は、5,245人(対前年比1,688人(24.3%)減)、合格率(短答式試験通過率)25.8%

2.平成21年公認会計士試験短答式試験合格者の概要
(1) 合格者
総点数の70%以上を取得した者が合格者となっています。

http://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/tantougoukaku21_a.html

詳細なデータは上記リンクで公式HPへ。
とりあえずみんなが騒いでいることと言うと、合格者の大幅減。近年の増加傾向に歯止めがかかったようですね。
やはり近頃は公認会計士の質の低下が騒がれたり、公認会計士協会から金融庁に意見書が提出されるなど、合格者を減らすのではないかという憶測も飛び交っていましたがそれが現実となったかたちですね。
さて、当の僕の感想としましては複雑な感じ。やはり自分が合格したいという観点からは合格者は多ければ多いほど当然自分が合格する可能性も高まるわけですが、かといってあまり多すぎてもせっかくここまで投資したのにもかかわらず資格の価値が減ってしまいそうだなぁ、とかも思っていたり。後者の思いは完全に自分は会計士になれるという傲慢な前提のうえに立ってますけどね。
まぁ正直なところ、もともと協会から提示されていた合格判定基準は70%なのであって、70%に満たない水準で合格していた去年一昨年の方が異常*1というか、まぁ今回70%がラインだったっていうのは当然の結果という見方もできますよね。
これからが勝負の僕たちがこの結果を受けてあーだとかうーだとか言ったってしょうがないというか、今の時点でそんなギリギリで受かろうと思ってる人なんて短答通っても…っていう感じは否めませんよね。
なんだか偉そうな口調になっちゃいましたが、自戒も込めての話と言うことで。
何はともあれ短答通った方、とりあえずおめでとうございます。8月の論文も頑張ってください。
さぁて、自分としてはこれからが楽しみ!

*1:正確な基準は忘れたけど67%とかで合格していた