エントロピーは増大する!

TACにはTAC受講生専用のSNSサイトなるものがありまして、一応僕もそれに登録しています。最初の方はこのブログと平行して勉強記録などつけたりもしていたのですが、途中でめんどくさくなってこっち一本にした次第です。
ちなみにこのブログも当初は勉強記録なぞをつけていこうと始めたものですが、途中で「目的的なブログってなんてめんどくさいのっ!?」って感じになったので、今現在のようななんとも統一性のない記事ばかり書く毎日なわけです。
閑話休題。そのSNSサイトでは資格試験(公認会計士のみならず簿記検定などなど)の受験生が日々勉強記録だったり日常的な話題だったり日記を書いてるんですが、どうも僕はそれらの内容が気にいらない。気に入らないなら見なければいいでしょうというのは確かにそうでして、はい、ですから最近はもうほとんど見なくなったんですけどね。
というのも、それらの日記では「今日はあまり勉強できなかった。こんなんではだめだ・・・明日からは頑張るぞ!」なんていう内容のものがとても多い。おそらく、当人の意識としては、「今日勉強できなかったのはしょうがないとしても、これを反省して明日に活かさなくては。そしてそれをこうして文章化することでより意識的にできるはず!」というようなものなんでしょうが、僕としてはそれは自己正当化にしか思えないんです。
どういうことかといえば、僕の目にはこう映るんです。すなわち、「こうやって文章化することで自分が反省していることを形として残せるから、これで反省したことになる。これで今日の償いは果たせただろう。」というような具合に。
例えばさっきのような記述がごくまれならまだしも、僕がわざわざこうやって書いているのは、そういうことを書くのは大体決まって同じ人だからであって、そういう人は本当の意味では全然反省していない。先生に怒られたときに言う「ごめんなさい。(反省はしていない)」みたいなものだ。
まぁはっきりいって「他人事」と済ましてしまえばそれまでなんですが、自分も受験生という立場上他の受験生の日記というのはどうしても気になるものです。でもその中でそういう記述を頻繁に見てしまうので、なんだかなーという感じです。
と同時に、会計士試験は狭き門と言われていても、実質的にはそうではないんじゃないかとも考えたりします。というのも、例えば早稲田大学はものすごい倍率ですが記念受験もめちゃくちゃ多いから本当に相当なレベルをもった受験生だけで考えたら思ってるほどの倍率ではないかもしれないように、会計士試験もそういういい加減な勉強してる人とか除いたら、言い換えればちゃんと勉強した人だけ数えたら大した倍率にはならないんじゃないかと。
とはいうものの、それでも早稲田に入るのは難しいように会計士試験だってなめてかかってはいけないのは当然ですけどね。
それから、もしかしたら過去の自分の記述の中にもそういった「弱い」記述があるかもしれません。もしあるとしたら、要するにそういうことなんですね。
自分もよくこのブログを勉強日記化しようかなとも思うんですが、結局そうしてしまうと自分もこの場で自己正当化を繰り返してしまいそうで怖いんですよね。何事も順調なときにはそう書くことなんてなくて、自分に不安があるからこそ文章を書き散らしたくなる。日常的にはそれでいいかもしれませんが、殊、受験勉強とかそういう類のものに関する日記については、そういう自分の不安を取り除くための日記みたいなのはあまりよくないんじゃないかなぁというのが僕の見解です。勉強で抱えた負債は勉強で返すべき。日記じゃなくて。
まぁあと勉強日記化しない理由としては先にも述べたように、統一感のあるブログにするのって結構疲れちゃうからです。
まぁなんやかんや行ってきましたけど、結局ブログに何書くかなんて個人の好き勝手ですけどね。こんだけ言っておきながらこれから僕が試験終わるまでに何回自己正当化日記を書くかもわかりませんし。
という前一文すらも、将来の自分の失態に対する自己弁護に他ならないのであって、結局僕の日記は矛盾だらけでわけわからん。でもそんな自分が大好きなんです。それでいいじゃないか、人間だもの。
書いているうちに何を結論としていいのかわからなくなったので終わり!