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今日は親が法事のため実家に帰っていて、家にひとりぼっちです。うちは家族で住む家としてはごく普通の大きさの家ですが、やはり家族で住む部屋に一人でいるというのはいつもより部屋が広く感じられて寂しいです。それでなくても今寂しいのに。
さて、僕が通う資格予備校TACでは、TACNEWSというフリーペーパーのようなものを発行しています。何気に僕は毎月の新刊を楽しみにしていて、特に(というかそれしか読まないのですが)、TACの社長によるお悩み相談室のコーナーは欠かさず読むようにしています。毎度毎度くだらない相談ばかり*1なのですが、今月はちょっと違いました。というか、別にいつもどおりではあるんですが、僕の精神状態として読み流すことができなかったのです。
具体的には、まず今回の相談というのが30歳男性の「税理士受験浪人中なのに、結婚をまちわびる彼女がいて悩む」というものでした。まぁよくありがちですよね。
そしてそれに対する社長の、誌面見開きを使った丁寧な回答の結びが次のような内容だったのです。

あなたの場合は、一科目ずつ合格できる税理士試験ですから、まだ長めの発想ができます。かつて若かりし私は、難関だった時代の公認会計士試験を受験している最中に、あなたと同じ難問に遭遇しました。私は、無意識のうちに受験だけに限定しようとし願ったために、彼女との関係が破滅するまで壊してしまいました。彼女は去り、私は一人になりました。その後、試験に合格はしたものの、私を祝福してくれたはずの彼女は傍にいませんでした。あんなに淋しかったことはありません。

太字にした部分は、今の僕にとっては強烈でした。正直もう終わりにしようという方にだいぶ傾いていましたから。
もう少しいろいろ考えるべきですね。

*1:もっとも、当の本人にとっては人生の岐路に立たされているよな重大な悩みだし、社長も真剣にそれに答えていますが。