人として

一日のうちどんなに少なくとも10分くらいは本気で無駄なことを考えるべき。テストどうしようとか就活どうしようとかそういう社会生活的な不安とかはとりあえず忘れて、生活に何も関係なさそうなことを考えるべき。
そういう一見無駄な思考の中にこそ、僕は真理を、少なくとも主観的真理を見いだしてきたように思える。
仕事も大事。勉強も大事。読書も大事。遊びも大事。
でも、僕はこのうちの何もしてないとき、つまりボーッと空虚な考え事をしているときに一番人としての幸せを感じる。
時間を無駄なく、有効に使えれば使うほど人間らしさは失われていく。そんなことは機械に任せておけばいい。無駄があるから僕らは人間なんじゃないか。
余った時間はなるべく人生に役立たなそうなことに投資してみよう。