デジタル時代をゆく
先週買ったまま放置していたNEWSWEEK(日本版)を今日読んだのですが、その中にまさに先日ここでも取り上げた話題について言及した記事があったので紹介します。
デジタル時代の暮らしはますます複雑化し、求められる作業とストレスは増え、まったく疲れるばかり。驚異的な最新デジタル技術を活用しながら時間をやりくりし、多くの仕事をこなし、自らも成長し、より高い効率性を達成しているはずなのに、どうしてますます「さまつなことに忙殺されてしまう」のか。健康や家族、そして仕事に必要な多くのことを二の次にしなければならないのはなぜか。
(中略)
最新の技術革新に期待されているのは、たいてい個人の生産性や組織の効率性の向上。デジタル時代とクラウド・コンピューティングはその期待によく応えている。われわれのほとんどは、より多くの仕事をより短時間で済ますことができるようになってきた。
しかしそこで得られた時間によって、われわれはさらに幸福を感じ、職場への貢献に満足し、大切な友人との関係をうまく保つことができているだろうか。雇用主や顧客はより大きな価値や創造性、そして業績を手にしているだろうか。効率性が高まることで家族はより多くの時間を一緒に過ごし、互いを心配し、助け合っているのだろうか。
悲しいことに、多くの人にとって答えはノー。効率性だけの向上には何の意味もない。効率性と実効性は必ずしも同義でないからだ。人生や暮らしにおいては特にそう言える。
最新技術は素晴らしい働き手だが、同時に最悪の雇用主でもある。ただ希望はある。人間の内面には選択する能力、そして自分の人生を創造する能力が備わっている。
(以下略)
NEWSWEEK日本版2009.10.28 p.41
僕自身の考えは「効率ちゃんを弾劾す」で書きましたが、僕はどうしてもぐちゃぐちゃした文章を書く癖があるので、ものすごい読みづらいと思います。しかし、言わんとしていることはほとんどこういうことです。
筆者はこの後にデジタル時代においてうまくやるための習慣をその著書の中からいくつか紹介しています。これについて詳しく知りたければ本を読んでみるといいんじゃないでしょうか(僕は読んでないですが)。
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 1996/12/25
- メディア: 単行本
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