たぶん書き納め。

時間というのは早いもので、もう前回の更新から1週間以上経過しているのですね。12月の更新日数1週間分に満たないとは…。そうこうしている間に2009年も終わりかけています。2009年、みなさんはどんな年だったでしょうか。「僕の場合は」なんてことを考えながら、この記事を更新してみようという具合です。よろしくどうぞ。
今年を振り返って、自分の中での一番の変化は、まさにこの「妄想病ソクラテス」にあると考えています。このブログは当初勉強記録のような感じで、当時は公認会計士という目標はありつつも予備校にはまだ入ってなかったので、簿記の勉強などのモチベーションアップ的な狙いでした。しかし、書いているうちになんやかんやといろいろ考えていることなど書いてみたくなり、「勉強記録」だとかそういう枠をつけるのがめんどうで、いっそのことカテゴリ分類なぞやめてしまえといったところからブログタイトルも現在のものになりました。ちなみに、このタイトルの意味というのは以前twitterでも若干触れたんですが、ちゃんとした意味なんてのはないんです。まぁブログのタイトルなんて得てしてそんなもの、思いつきですよ。ただまぁまったく無意味っていうこともないわけで、強いていうならば自分のブログのスタイルがまさにそういう感じで当てはまってるかなぁというその程度で、これもまぁ思いついた後の、採用するか否かの判断にあたっての理由にすぎないという感じですよね。まぁその程度ですよ。
さて話をもとに戻すと、そんな感じで始めたブログですから最初は別に誰に見てもらおうというのでもなく、ほとんど読む人もいないような状況でやってたわけですが、ある日を境に徐々に読んでくれる人が増えてきたんです。おそらくそのきっかけは某氏のブログに僕が思わずコメントしたことだと思われるのですが、そういうこともあって、はてな会の方々を中心にアンテナ登録が増えていきました。
そしてこの同年代の方々のブログを読むというのは刺激的でたまらないことでして、僕の2009年、もっとも印象的だったことじゃないでしょうか。
思考というのは一人では成り立ちません。誰かしらの考えに対する共感、あるいは反発から自分の考えというのは生まれるのであって、絶対とは言わないまでも無から有が生まれるということはなかなかないと思うんです。僕の考えというのも一つ一つがそうで、誰かしらの考えに対する自分なりの答えに過ぎないのです。だからここに書く記事というのも、そのほぼすべてが周りの環境に対する僕の「反応」に過ぎないのです。そして、その「反応」に周りの方々のブログの記事あるいはtwitterでのpostが少なからず影響を与えているというのは言うまでもありません。
言い換えれば、(おそらくこのブログの読者の多くは、僕もその方のブログを拝見している方だと思われるので)みなさんのブログ記事は僕のあらゆる考えに刺激を与えてくれました。このブログをやっていなければ思いもつかなかった発想、価値観、また人間性。挙げようと思えば自分のアンテナに登録されているブログから主にどういう影響をうけたかとかいうのも一つ一つ挙げられるくらいです。アンテナタイトルを「ためになるなる」としているのもそういうことです。今年何回、目から鱗が落ちたことか。その一つ一つの「目から鱗」が積み重なって、当初の僕と比べてみたら革命的に考え方も変わっているのではないかと思っているのです。
そういえば今年の漢字は「新」でしたが、上のような意味では僕にとってもこの漢字は今年を象徴していたんじゃないかなと思います。
新しいものというのは最初は抵抗がありますが、慣れてしまえば心地良いという場合が多々あります。ネット上での人の関わりというのも最初は若干抵抗がありましたが、慣れてしまえばおもしろいものです。*1新しいことをやってみれば絶対何かしら新しい発見があるし、それは絶対何かしら自分の考えに影響を与えてくれます。今年は特にそれが大きかった気がします。
さて、2010年の抱負はまた年が明けたら書けばいいんでしょうけど、書く気が起きないという残念な状況も予想されますので、一応軽くこれを書いて2009年の書き納めとしたいと思います。
なんといっても2010年は僕にとっての勝負の年となります。先日の短答が受かっているか否かで状況は若干変わるものの、2010年合格目標と掲げられたコースで勉強してきた僕にとって2010年が勝負の年であることに変わりはありません。この1年で人生が決まるといっても過言ではないわけですから。
ま、だからといってそんな気負うこともなく、いい感じに頑張っていけたらって思っています。合言葉は、「とりあえず負けなければいい」。
それでは、よいお年を!

*1:ネット上での交流というのはこのはてなが初めてというわけではないのですが、めちゃくちゃ久しぶりだったのですごく新鮮だったわけです。