書き初め

新年あけましておめでとうございます。遅ればせながらの挨拶となりましたが、これからもよろしくお願いします。
どうでもいい話なんですが、僕、この「あけましておめでとう」っていう挨拶苦手なんですよね。挨拶にしては長すぎるんですよ。会う人会う人これ言っていくのってかなりめんどくさい。きっと誰かがそう思って「あけおめ」なんて略してくれたんでしょうけど、これ使っちゃったらほら、なんか負けた気分するじゃないですか。「あけおめ」って発音したその瞬間にIQが2,3低下しそうな、そんなかんじがします。だからやっぱり言うならば「あけましておめでとうございます」となるわけだけど、長いでしょ。元旦だけならまだ我慢できるけど、年明けて最初に会う人には言わなきゃいけないみたいなルールはよくないと思うんだ。まぁどうでもいいけど。
さて、2010年の抱負は軽く前回書いてしまったのですが、それとは別に目標というか、抱負を書いて2010年のblog書き初めとしたいと思います。
ハイクにも書いたんですが、今年は教養人となるための一歩を踏み出したいと思っています。何かのスペシャリストになるのも素敵なことですが、むしろ僕は何かのスペシャリストとなるのは当たり前というか、前提であって、そこから何ができるか、自分の専門領域外のことまで手を出していけるか、一言で言えば、いかに教養を身につけていけるか、というところに意識を向けていきたいと思っているのです。そのためにまず公認会計士という会計のスペシャリストとしてある一定の成果をあげたいと思っていますし、現段階ではそれもまだ道半ばというか、まだ始まってもいない段階ですが、何せ教養というのは一言ではなかなか表せないように広く深いものなので、身につけようと思ってぱっと身につけられるものではありません。ですので、これから少なくとも8月までは会計士試験に向けて、言い換えればスペシャリストとなるために一歩一歩進んでいきたいのですが、それと同時に、常に幅広い教養にも意識を向けて生きていきたいと思っているのです。
具体的には、専門外の学問的知識に限らず、映画や美術・音楽などの文化・芸術方面にも意識を払っていきたいな、と。もちろんこういうのは義務的な意識の下でやったってしょうもないことなので、それぞれ関心が高まったときに、気の赴くままに活動していければな、と思っています。2009年には一般教養科目で美術をとったこともあって美術館に行くのがちょっとした趣味になりつつあるので、これをコンサートホールなどにも広げたいなーという感じです。
やっぱり知識の幅が広い人が一番かっこいいっていう価値観がありまして、小さい頃からそういう人にずっと憧れているんですよ。特に勉強の出来る人が芸術(美術や音楽)に関する知識も豊富だったりなんかすると、すぐにその人が尊敬の対象となる、というか。僕なんかはすべてが中途半端なわけですが、とりあえずはまだ20年しか生きていないという年のせいにして、もう少し大人になったときに少しでもそういう人たちに近づけたらいいな、と思っています。そういう人たちと知的な会話で一晩明かす、なんていうのがちょっとした夢なんです。
だから、これは僕の生涯をかけた目標であって、別に今年の抱負とかそういうのでもないんですが、今年は自分の専門(となる)領域に関して重要な年であるだけに、敢えてこのような抱負を掲げておこうかな、と思った次第です。
そういうわけで、改めて、本年もよろしくお願いします。