お酒とお金

 年末年始、いかがお過ごしでしたか。僕は毎日ビールを飲んでました。ビールおいしいですよね。ビール万歳。などと言ってたら大変に体重も増えてしまったわけです。そんなわけで絶賛ダイエット中です。とは良いながらも、単に健康的な食生活を送るというだけのゆる〜いダイエットです。特に運動とかもしてません。
 しかしまぁなかなかお酒も恋しくて、飲みたくて飲みたく震えるじゃないですけれども、なんとなく思い立って酒税について気になったので調べてみました(超展開)。まぁお酒に対して結構大きな税かかってるっていうのはみなさんご存じと思いますが、案外詳しくは知らないですよね。そういうわけで、ちょっと調べてみましたよっと。


 気になったのは何かって言いますと、普段飲んでるビールのどれくらいが税金なのかなーというところですね。それを知るには次の酒税税率表を見ればわかりそうです。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/123.htm
 これによれば、普通のビールは一番上の「発泡性酒類」ですから、1klあたり220,000円と決められています。ということは、350ml缶で考えたら、1本当たり77円が税金ということですね。350ml缶ビールは大体200円くらいですから、かなりの高税率だなぁという感じはしますね。贅沢品ということで仕方ないですね。ただ、逆にビールの値段から77円差し引いたら120円くらいということで、普通のジュースと同じくらいになるというのはちょっとおもしろいかもしれないですね。
 ちなみに余談ですが、ここ数年でよく耳にするようになった「第3のビール」は、上記URL表の「その他の発泡性酒類」に分類されるようです。税率は1klあたり80,000円ですから、ビールや発泡酒に比べるとかなり低税率ですね。350ml缶で1本当たり28円ですか。これによって低価格が実現されて、昨今の不況時に人気を集めているというわけですね。


 さて、少しマクロな視点というか、財政という側面で考えてみると、酒税による政府の税収は、平成21年度で約1兆4000億円。平成8年度あたりでは約2兆あった年間税収は毎年減少傾向にあるようです。嗚呼不況。


 まぁだからなんだよっていう話なんですけど、ふとした疑問なんてこんなもんです。とりあえず、ビールと第3のビールとの間で350ml缶1本当たり50円くらい税金が違うってことがわかっただけでもちょっとした小ネタになるんじゃないですかね。はい。