単位こわい単位こわい

大学生はみんなテスト期間ですよね。いやですよね。僕もいやです。でも今期は僕はテスト期間中のテストは3つしかないという、ゆとり文系の中でもゆとり日程なのでえぐっている人には申し訳ない気持ちでいっぱいです。なんかごめんなさい。でも試験勉強以外にちゃんと勉強してるんでなんかまぁ許してください。っていうかまぁ僕に興味ないですよね、はは。
よく大学の勉強に関して単位取れればそれでいいのかっていう問題がありますよね。僕も以前何回か言及したようなしていないような。それと今回若干考え方は変わっているかもしれないです。
正直どっちでもいいと思います。単位だけのためだろうが、ちゃんとにその科目について理解し身につけるか。問題は自分が大学の目的をどう捉えているかであって、その目的と整合的であればいいんじゃないでしょうか。
たとえば、日本では大学なんていうのはある意味で「大卒」という資格のようなもので、ただそれが欲しくて通っているような人だって少なくないと思います。明示的にそうでなくても、「なんとなく」とか「やりたいことはない」とかっていう人なんかは概ねこれにあてはまるんじゃないでしょうか。こういう人にとっては、大学とは学歴を得ることが目的なのであって、そのためにとりあえず単位だけ取得できればいいや、という考えは実に自然なものです。
もちろんなんであれ専門的知識を身につけるために、という人はその通り、しっかりと勉強してそういう知識を身につけていけばいいんじゃないでしょうか。逆に、自分に不要だと思った科目に関してはある程度単位を取るためだけの、付け焼き刃の勉強になったっていいんじゃないかと思います。すべてにおいて全力投球というのは現実問題難しいし、社会に出てからも自分がやるべきことについて優先順位をつけていくことというのは非常に大事なことのように思われます。まぁまだ社会に出てない以上、そう思うっていうだけなんですけど。
逆に必要と思っているのにやらないというのはなんというか残念ですよね。残念です。
もっとも、僕の根本的な考えとしては、以前「腹を空かせておけばいい」という記事で述べたように、僕ら所詮学部生ごときの頭でこれは必要だ不必要だなんて決めつけていくのは高慢なことであって、与えられた課題に関しては真摯に取り組むべきだと思うんです。
でもこれは僕が考えるいわば理想的な基本姿勢であって、現実どうあるかということよりも、何故その科目が課せられているのかについて自分なりに考えるべきという方に重きをおいて論じたつもりなわけです。しかし現実には先の記事でも断ったように、現段階では考えてもなかなかわからないこともありますし、そういう科目に対して全力投球で臨めといったってなかなか難しいですよね。他にも、その必要性はわかっているけど、時間的な制約などで難しいなどというのも現実問題としては珍しくないと思います。
だから、むしろそういうものに関しては効率性を追求した方が全体の最適化にもつながるのではないかなぁ、と。やはりまずは自分にとって大学というのが一体なんであるかというのを考えた上で、4年間の展望を見据えて、各科目に対する勉強姿勢を決めていくことで、効果的かつ効率的な勉強が可能になるのではないでしょうか。
書いてみたら思ったよりも無難なことしか言ってませんでしたね。まぁ残りのテストを乗り越えればまた長い春休みです。みなさん頑張りましょうー。