誤解

 ワンピース57巻読み終えました。これだけの長編で今この57巻が一番おもしろいって奇跡だな。これはみんなが「絶対に読め」というのも納得。何度も読みたいですね。うん、買って良かった。
 前回の記事に対するコメントが思いの外たくさんついて嬉しい限りです。ありがとうございます。とりあえずは王道攻めてからになるので読むのはもう少し先になるかと思いますが。せっかく勧めていただいたのでいつかは必ず読みたいと思います。


 まぁ最近ひたすら漫画読んでてこうやってPC画面の前にいる時間も減っているのですが、携帯からちょくちょくtwitter見たりしていて少し思うところがあったので書いておきます。


 みなさんはネット上での人との繋がりをどのように捉えているんですかね。
 ネット上では基本的にこういった文面でしかやり取りができないから、その「場」の雰囲気、空気というのが読み取りづらい。twitterなんかはblogなどに比べて深く考えずに発言することが多いから、そういう空気の読み違いが特に多い。誤解が多く生まれがちだ。最近意図的にではないけどpostを減らして、割と傍観者的に見ていたのだけど、あらゆるところで誤解が生まれている。誤解と弁解と自己正当化。僕は別にこれらが悪いことだとは思わない。人と人とが接触すれば多かれ少なかれ誤解は生じるものだから。でもどうだろう、当事者たちはどう思っているのだろう。
 僕自身ももちろんこうやってネット上でいくらかの発言をしている以上、あるいは人の発言を見ている以上、誤解されたり誤解したりしているわけだけども、僕はそれでいいと思っている。まぁ、そんなもんだ。もちろん誤解なんてものは出来る限り避けるべきものではあるけれども。それでも僕はネット上で関わっている人たちになら別に誤解されても構わないと思っている。語弊を恐れずに言ってしまえば、所詮はネット上の繋がりだから。この言葉をどう取るかも読者次第で、もちろん誤解も生まれるだろうし、なるべくそれは避けるべく言葉を慎重に選ぶべきなんだけども、今回はあえて予防線は張らない。*1
 僕は少なくともはてなtwitterなどで絡んでくれている人たちのことは大好きだし、基本的には信頼しているけど、じゃぁ究極的なところまで信用できているかっていったら申し訳ないけど答えは「否」だ。僕はオフ会とかしたことないから誰一人会ったことないし、これからも当面は会うつもりもない。会ったことない以上は究極的なところまで信頼するというのはやっぱり無理がある。そうである以上は、まぁ、「誤解」も致し方ないと思っている。
 でも、実際にオフ会とかしている人たちはどうなんだろうか。もちろん1回会っただけとかじゃ会ったことないにほぼ等しいし、何度も何度も会ってもはや「オンオフ」という概念を越えた付き合いにまでなってる場合もあろうから、一概には言えないだろうけど、一般的に数回オフで会ったことのある人達というのはどういう関係なんだろうか、というのは個人的には興味深い。お互いの信頼関係はどの程度まであるのだろうか、オフで会ってしまったらオンでの関係もよっぽどのことがない限り絶たれないのだろうか、とか。というか、その人達の間では「誤解」は減るのか。
 個人的な見解では、あくまで傍観者としてのものだけど、これも答えは「否」。やっぱり基本的に画面上でやり取りしている以上は誤解は減らない。下手すれば増える。


 ただ、繰り返しになるけども、この誤解自体は別に悪いことだとは思わない。あって当然だから。問題は当事者たちがそれを認識しているかどうかだと思う。一度会ったからといって信頼が深まったと勘違いした上で何らかの誤解が生じればまた複雑な感情が生まれる。この複雑な感情が
精神衛生上よくないと思っている。
 今僕らの目の前にあるのは、所詮、画面だってことは忘れちゃならない。

*1:と言いながらこの言葉自体が予防線なんだけれども。